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ガボラトリー ガボール(Gabor)
1988年にガボール・ナギーによって設立されたシルバーアクセサリーのブランドが「ガボラトリー」です。この名前は「ガボール」と「ラボラトリー(実験室)」の2つの語からなる造語です。
1953年5月にハンガリーのブタペストで生まれ、14歳から金・銀・プラチナなどの貴金属加工を学んだナギーは、1978年25歳で渡米しました。
渡米後10年間は様々なスタジオでキャリアを積み、1988年に実験室を意味する「ラボラトリー」と「ガボール」の名前を合わせた造語「ガボラトリー」を自らの工房に名づけました。
ガボラトリーは工房の名前としてだけではなく、今ではブランド名としてガボールと並んで使用されています。特にナギーの生前に工房で製作された商品を指すこともあります。
アクセサリーは、大昔は装身具としてではなく呪術的なものとして扱われていました。外敵から身を守る目的で、魔力があるとされる物を常時身につけたのが始まりとされます。
そして宗教が発展すると神とのつながりを目的としてクロス(十字架)など宗教的なシンボルを身につけるようになりました。ガボラトリーのシルバーアクセサリーは、スカルやクロスなど宗教を感じさせるモチーフが多用されています。
またそれまでユーロ テイストの細身なものが好まれていたアクセサリー界において、ガボールが創り出すスカルやクロス、アニマルといったモチーフにゴシック調の要素を取り入れた無骨で重厚な作品は他のものから一線を画す存在として認められています
これは現在のシルバーアクセサリー ブームの原動力となっているとも言われています。1999年にナギーが急逝してからは、妻であるマリア・ナギーがガボラトリー ブランドを再稼動させました。
ナギーが遺した数千枚にも及ぶデッサン画を基にして、マリアが信頼するクラフトマンの手により忠実な具現化による新作を発表し続けています。
ナギーの死後は生産が一時期ストップしたり、ガボール・インターナショナルとガボラトリーの2つにブランドが分かれたりと、混乱もありましたが、現在はガボール インク USAが正式な商標をもっています。
アメリカ国内だけでなく、世界中のガボール インク USAの正規代理店で購入したガバトリーのアイテムにはブランド純正の布袋と正規のギャランティー カード(保証書)が付属で付いてきます。
アメリカでも彼のスカルやクロス、アニマルの骨太なアクセサリーを愛する人は多く、顧客リストにはエアロ・スミスなど様々な有名人を名を連ねています。
「ガボールは変わらない。そのクォリティーも、彼のスピリットも」と妻のマリアが語っていますが、常にシルバーアクセサリーとして君臨し続けるブランドとしてガボラトリーからは目が離せません。